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大塚 智史; 鵜飼 重治; 藤原 優行; 皆藤 威二; 成田 健; 酒瀬川 英雄
no journal, ,
JAEAでは、実用化段階でのNa高速炉の高燃焼度燃料被覆管用(250GWd/t, 250doa)に9CrODSマルテンサイト鋼(9CrODS鋼)の開発を進めている。これまでに9CrODS鋼の製造技術開発を行い、数百本レベルの被覆管試作を実施した。これら開発研究の結果、目標強度700C120MPa10,000hを有する被覆管材料の製造に成功している。近年、さらなる高温クリープ強度改善のための組織制御技術開発、及び大量生産技術開発及び環境効果データベース(中性子照射,腐食)の蓄積を進めている。さらに、MEXT「スーパーODSプロジェクト」のもと鉛ビスマス(LBE)冷却高速炉及び超臨界水(SCW)冷却高速炉被覆管用にODS鋼の改良を開始した。本発表では、JAEAにおける9CrODS鋼開発の現状、特に組織制御技術開発及び9CrODS鋼のLBE共存性評価結果について報告する。
荒井 康夫; 横尾 健*
no journal, ,
我が国では、将来の液体金属冷却炉での利用に向けて、窒化物燃料、金属燃料等の非酸化物系燃料の研究開発が行われている。このうち窒化物燃料は、液体Pb-Bi冷却の長寿命マイナーアクチノイド核変換用加速器駆動システム、金属燃料は液体Na冷却の高速増殖炉での利用がおもに検討されている。これらの燃料の高い重金属元素密度や熱伝導率を利用することによって、酸化物燃料を用いた場合に比較して高性能で安全裕度の高い炉心を構成することができる。窒化物燃料については原子力機構が、金属燃料については電中研がそれぞれ中心となり、国内外の大学や研究機関との協力を利用しつつ、燃料製造技術開発,燃料特性測定,照射挙動評価及び使用済燃料の高温化学処理等に関する研究開発を進めている。講演では、窒化物燃料及び金属燃料に関する最近の研究成果を中心に紹介する。